Diagnosis and management of progressive ataxia in adults
Pract Neurol 2019;19:196–207.
doi:10.1136/practneurol-2018-002096
成人の進行性運動失調における診断と治療 第1回
失調性は非常に鑑別が多岐にわたります.
日常臨床では,概ねのルーチン検査行い,状況に応じて頻度の高い遺伝子検査も行い,それで診断が決め難い場合は,”孤発性の小脳失調症”,として経過観察することが時々ありました.
治療方針は変わらないにしても「特定の疾患に当てはめられないか?」と疑問に思う症例で悩むことがあり,総説を読んでみました.
基本的事項も多いのですが,知識の再確認に役立ちました.
※長いので複数回に分けます.